それは突然のこと…僕はボランティアで、掃除に行っていた。
しかし、腹が減っては戦は出来ぬ!と…パンを買って帰って来た時のことである。
そのパンは、中に
マーガリンが入っていて、5個入り。値段は102円だ。
そいつの
4個目を頬張っている時のこと…
俺「あっ!地震だ!」
最初は
震度3くらいで収まるだろうと思っていたこの地震…
しかし、いつまで経っても収まる気配がない。
いつまで経っても…と言うと、少し言いすぎかもしれないが
その場の空気が体感時間を延ばすのである。
だが、どんどん強くなっていく緩やかながらも逆らえない横揺れ
まだ少し揺れていたが、僕は他の人が心配でならない…
居ても立ってもいれずに部屋の外に出てみたが。
閉まっている防火扉がある。
それほどまでに大きな地震だったのだな、と改めて俺に感じさせた。
その後一段落し、外に出て
電車の運行状況を調べに行くことにした。
道中、公衆電話の順番待ちをする人々。
携帯を使ったところで、電話もメールも繋がらないが…
公衆電話だけは繋がるようだ。
だが、今はそんなことよりも駅に向かわねばならない…。
発生後5分でも、集まる人だかり。
どうやら電車は当然の如く停止しているようで…
こうして写真を撮っている間にも、前を人が横切っているほどだ。
心霊写真じゃないよ。
改札口より中に居た人は外に追い出され、電車に乗っていた人も外に出され…
再開のめどはつきません!の放送が
幾度となく繰り返される。
そして気になるのは、地震の規模…この時、僕は携帯のワンセグを使ったのだが
周りの人も気になるようで、それを一緒に見て聴いていた。
宮城で震度7
7と言う数字は好きだが、震度として7を耳にするのは
生まれて初めてのこと。
上下線で運転を見合わせ
正直、こんなテロップも何時間かすれば…
一部で運転を再開なんてものに変わるものだとばかり思っていた。
だが、震度7…いや、マグニチュード8.8と言うのは明治以降の地震で
最大規模だったらしい。
こりゃぁ、11日は
もう電車が動くことはないと言うのも頷ける。
もちろん、僕も例に漏れることなく…電車で帰らなければならないのだが…
残念、これじゃ帰れない、そこでいろいろと話した結果、
車で送っていただけることに…
なんて、記事を書きながらも余震でモニターが揺れる。
不謹慎かも知れないが、少しアドレナリンが出てしまう自分も居る…悲しいことだが。
知り合いが
とりあえず連絡のつく状況だと分かって
安心してしまったこともあるだろう。
何よりも自分が一切の傷も負っていないのが、いまいち地震の大きさを感じないのだと思う。
まぁ、それはともかく家に帰ってきたのはいい…のだけど…
えっ?空き巣に入られた?
と、思わざるを得ないほどのめちゃくちゃな有様…
本は崩れるし、棚に入れていたはずの品物が部屋の隅に転がっている。
更に、エアコンの上の時計は落ちて…ティッシュ箱は散乱し、ぬいぐるみも吹っ飛んでいる。
一番驚いたのは、地震の揺れで窓が開いていたことだ。
時計なんかは、ご丁寧に2本の電池が両方とも外れて吹っ飛んでいた。
僕のエネループがかわいそうだ、拾ったけど。
地震が起きた時間で止まっているのが不吉。
この時間にすべてが…みたいなのをテレビで見るが…
いざ
自分の時計がそうなってるのを見ると、少し
ゾッと鳥肌が立つ。
さて、少し記事の尺を取り過ぎてしまったのでここらへんで…
本当は、細かくいろいろと説明したいこともあるのだが…
僕の知人、家族、そうでない人も…みな、大小はあれど、この地震を肌で感じて
テレビでニュースを見て知っているだろうし、僕の記事で書くのはここらへんでおしまい。
今日は本当に、死を覚悟した1日だった、冗談じゃなく。
では、まとブロでした!
Twitterをやってて、家に帰ってきて気付いたけど…
四日市というアカウントの人
(@itkz)が
とてつもなく心配。
知り合いでもないし、普段この人を見ても何とも思わないかも知れないが…
住所も割れていて、なおかつ相当な深手を負っているらしい…
また、彼のツイートがしばらく更新されていないのが不安だ。
誰かに
救出されての更新されずならいいのだが、気を失っていたり…不安だ。
ぜひ助かってほしいなと思う、これからも
余震は続くので警戒を怠らないように、みなさま!
僕は生きてます!!
1つ上の階でロッカーが倒れたから、そこだったらやばかったかもね…。
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